一万時間の法則って知っていますか?
みなさんは一万時間の法則ってご存知でしょうか?
どんなものでも一万時間打ち込めば必ず一流になれるというものです。
果たしてほんとでしょうか。
ほんとだとしたらなかなかに面白い。
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/13
- メディア: ハードカバー
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この法則を検証するためにある調査が行われたそうです。
音楽学校のバイオリン奏者を調査して今までの人生での累計練習時間を計測したんだそうです。
その結果…
トップクラスのバイオリン奏者になった人は10000時間
優秀なバイオリン奏者になった人は8000時間
音楽教室になるバイオリン奏者は4000時間を上回るレベルだったそうです。
このデータから一概に一万時間打ち込めば一流になれると言い切れるかどうかは微妙ですが、1つの目安として「一万時間」を目盛りにすると見方が広がるかもしれませんね。
自分がいままで打ち込んできたものや極めたいと思っているものがいままでに何時間打ち込んだのか、どのくらいのペースでやり続ければいつ頃、一万時間に到達するかという観点を取り入れてみれば将来設計しやすくなるのではないでしょうか。
また、努力量のレベルを可視化することもできるのでやる気にも繋がるかもしれませんね。
実を言えば、一万時間の法則には反対意見も多く説得力に欠く部分もあるのですがYouTubeなどでは一万時間の法則を支持して一万時間に挑む、という内容の投稿もあります。
もしも初心者がギターを10000時間練習したら?〜300時間目〜 - YouTube
ギターのトレーニングを10000時間やる 〜はじめに〜 【1万時間の法則】 - YouTube
一万時間の法則が成立するかどうかはさておき1つのことに膨大な時間と労力をかけて投入する姿には一流になれるかどうか以上の魅力が詰まっているように思えます。
みなさんも一万時間と言わずとも、もしなにかやりたいことがあれば時間を測ってやってみたら努力量が可視化されてモチベーションに繋がりますよ!